事例集

インタビューコンテンツ制作

作成日: 2022年11月13日(日)

更新日: 2024年01月02日(火)

アサインメントが手掛けた仕事についてご紹介いたします。クライアント名は伏せていることがございますがご了承ください。

制作概要

B2Bの無形財サービスを提供しているクライアントが、クライアントのお客様(以下”ユーザー様”)にクライアントのサービスなどについて語っていただくWebサイト用のコンテンツを制作いたしました。

制作の目的

無形のサービスの理解促進のため

アサインメントのお客様には、無形のサービスを扱うことをビジネスとされている企業がいらっしゃります。これらのクライアントのサービスは、実際に「何をするのか?」という点でご理解いただくコンテンツをWebサイト内の事業説明として記載することが難しいという側面があります。これらの難しくさせている要因はいくつかあるのですが、同業者間であってもわかりづらく映る部分もあるため、クライアントにとってのユーザー様の言葉でお話いただくというのは、サービスを受けるであろう未来のユーザー様には一番わかり易い言葉となる可能性があります。同じ業界でもない客観的な視点(表現力)をもって語っていただくことは、B2Bの無形財サービスの理解促進には有効なコンテンツであります。

クライアントの方のインサイトを明瞭化するため

ユーザー様へのインタビューはクライアントにとっても示唆に富むお話であることが多いです。もちろん日々、コミュニケーションの工夫や経験に裏打ちされた営業などフロント業務をされている方の知見は侮れません。しかし、ユーザー様が直接語ることはあまり多くないですし、またユーザー様に直接評価をお伺いするタイミングというのは少ないです。

ユーザー様のインタビューを通じて、クライアントにとってもマーケティング活動をより効果的に進めるためのインサイト(顧客を動かしている隠れた心理)を得るまたとない機会になります。

また、ユーザー様にとっても世間への露出機会ということもあり、精度と鮮度のあるコンテンツを制作することは魅力的な提案であるといえます。

福利厚生でもあります

クライアントにとっては意外に思われることもありますが、インタビューコンテンツの制作はクライアントの社員の方にとっての福利厚生という側面もございます。ユーザー様の担当者である営業やサービス提供の担当者にとって、ユーザー様から語られるクライアントについてのお話は”ほぼ”自分ごとであり、自身の評価とイコールと感じられるものです。

ユーザー様のインタビューが掲載されるということで、社内外に自身の評価を得られている内容が掲載されることは無形の報酬であり、福利厚生のようなものと考えていただければと思います。

制作の流れ

目的とゴールから質問を選定する

インタビューコンテンツは、最初のプロセスでその出来が決められるところがあります。もちろんユーザー様と事前にお話をしているわけではないですが、それでもどのような方向性でお話をリードし回答をもって一定の期待値を得られるコンテンツにする準備が必要です。

まずは、ユーザー様についてのリサーチを実施します。ユーザー様の基礎情報や沿革などからビジネスの展開の志向性などを想像し、ユーザー様にとっても”伝えたい!”と思える部分のあたりをつけて参ります。もちろんクライアントにとって有用なインタビューになることが前提ですが、クライアントの”こと”について質問をしていきますので的外れな方向に向かわないように注意して質問を作成します。

また、インタビューコンテンツは全ての回答が未知のものである必要はありません。ある程度は読み手にとって想定の回答をいれつつ、ポイントポイントで読み手にとって未知で新鮮な内容が含まれているほうが記憶に残ります。このような未知と既知(想像可能)な回答をどう按分して振り分けるかも考えなくてはならないことです。時事ネタではありませんが、今の時点での経済事情などの質問などを組み込むことも効果的です。

画像などのクリエイテイブ素材の取得

インタビューコンテンツの制作でクリエイテイブな素材は画像になります。1つは読み手にとってユーザー様への理解が促進されるような内容の画像が求められます。また、インタビューを行うユーザー様の方の画像もお人柄が出るような感じのものが望ましいです。

オフラインで直接お会いしてインタビューをする場合は、カメラにて直接撮影をさせていただくことになりますが、オフラインの場合はユーザー様に画像を撮影していただくことになります。(別途、広報セクションなどでご用意いただける場合は、それらの画像を利用いたします)この場合「どのような画像を撮ればよいか?」とご質問をいただくことがございますので、撮影のサンプルを用意しお送りしております。

インタビュー

インタビューの段階では、インタビュー自体はクライアントの方に行っていただくことが多いです。これは、2社の間にある前提や共通の経験があることや、変に客観的すぎる外部の者がインタビューするよりも打ち解けた雰囲気で会話をしていただく方がリラックスして深堀りした内容も出てきやすくなるからです。また我々は、客観的にお話を聞く中で会話として深堀りしたいところや、聞き出せてない項目についてフォローするなどしてインタビューの落ち漏れを防ぐという点にも注力します。

文字起こし・1次編集

インタビュー後、文字起こしを経て編集を加えた内容で初稿を作成いたします。この時、客観的に業界知識などがない読み手でも背景が見えるように言葉を足すなどをいたします。(補記という形で編集したことが分かるようにはしております)

確認・修正・公開

初稿の内容や画像の修正選定などを経て、実際のWebページに組み込んだ形でクライアント・ユーザー様双方にご確認をいただき修正等のご指摘をいただきます。その後、公開と進めます。

初期の質問項目の設定から、公開までですが目安としては2ヶ月程度は最低でも必要とお考えてください。事前の準備や質問内容などの打ち合わせ、ユーザー様とのスケジュール調整や、インタビューの内容確認およびユーザー様の承諾などを入れるとある程度時間がかかる作業となります。

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