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スモールスタート向け!手間かけずWebサイトを用意する!

作成日: 2018年04月16日(月)

更新日: 2022年11月09日(水)

やっぱりWebサイトは欲しい

タイトルの通り、スモールスタートの組織や企業においてインスタントにwebサイトを開設するかについて書いていきます。マーケティング上の要望とか無いかぎり、webサイトは必要かと思います。もう少し踏み込めば、webサイトがあることより、無いことによるデメリット「本当にここ大丈夫?」が重いです。また、自分の自由にアピールができるという場所でもあるので、やっぱりwebサイトは欲しいですよね。

限りある工数はサイト制作の為にあるのか?

もしあなたがWebサイトを作る技術があったとして、立ち上げたばかりの組織や企業でいきなりWebサイトの制作を始めるでしょうか?一部例外を除き(Webサイト自体がその組織や企業のカタログとなるほどのものの場合)、自分で作るのはそれ相応に工数(コスト)を奪われるのでやめたほうがよいでしょう。

あなたの工数(コスト)は、あなたがより価値を発揮できる、組織や企業を前に進ませることに使うべきです。とは言え、駆け出しの組織や企業で、Webサイトの制作に潤沢にお金を使えることは稀です。そこでここでは、それなりの手間(1日以内)位を目処に制作する方法について展開します。

求められるサイトの要件

駆け出しの会社が、それほどお金もかけずにサイトを制作する場合、“それでも”必要なWebサイトの要件はなんでしょうか?次のような要件が必要だと考えます。

  • サイトのhttps化
  • 独自ドメインの利用
  • コンテンツの更新が容易であること
  • 維持費はお安めに

サイトのhttps化は、一部のブラウザに出る警告などもあり、今後の必須項目です。また、SSL証明書(https化するために必要な証明書)はそこそこ値が張ることもあり、工夫を要する箇所になります。

独自ドメインについては、自分の組織・企業をアピールする箇所でもあるので取得すべきですし、Office 365G Suiteなどでメール以外のサービスも利用することをお勧めします。

コンテンツの更新は、HTML/CSSなどWebサイトを書くための言語を利用すること無く、簡易にできるものが望ましいでしょう。Webサイトの維持費については選択によってだいぶ幅があるところです。

WordPressという選択

上記の要件をあげると、真っ先に選択肢で出てくるのがWordPressになります。

確かに、コンテンツの更新は簡単ですしサーバーの維持費も1,000円程度からありますのでそれほど高額にはなりません。また、サイトの制作自体もテンプレートを利用すると簡易に作れるでしょう。

課題としては、WordPressのカスタマイズにはそれなりに技術が必要になることです。具体的にはPHPというプログラム言語とWordPress固有の知識が必要になります。ある程度、この分野に慣れてる方なら手間取りませんが、1日程度にそれなりに仕上げるという今回の目的には合致しないです。

AWS S3+CloundFront

次にAWSを活用した組み合わせで考えてみます。

  • Route 53(DNS)
  • S3(Storage)
  • CloudFront(CDN, https化)

この組み合わせだと、月額数百円に収まるはずです。AWSを利用する上での問題は、AWSの設定について、技術が必要になることになります。あと、HTML/CSSと画像ファイルでの構成になるので、コンテンツの更新は毎回自力で編集を行う必要があるので、コンテンツ数が増えてくると手間になります。

Tumblrという選択

最後に、Tumblrでのサイト構築をお勧めします。一時の勢いを失ってるようなイメージで見られていますが、世界的にはまだまだTumblrは利用者も一定いますし、そもそもがミニブログという形式ですので、Tumblr内のみを目的としているサービスではありません。通常のサイト形式で利用することもでき、有名な例だとでんぱ組.incNikonのテーマサイトなどもあります。

そして、このTumblrですが独自ドメインでhttps化させても無料でホスティングが可能です。問題はカスタマイズの難しさがあるのですが、テンプレートファイルを利用/購入することでそれほど難しくありません。


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