用語集: ヘッダー

ヘッダー(へっだー)

作成日: 2022年12月05日(月)

更新日: 2022年12月04日(日)

アサインメント用語集は、デジタル領域の初学者をメインに簡易な用語の理解と一般的な説明を併記した学習コンテンツです。

ラフな解説

Webサイト内の上部(最初の方)にある、どのページにいってもある共通部分。またはWebページの最初のあたりを漠然と指し示していることがある。しかし、技術関係に方が言う場合、画面に見えるところの話ではない”ヘッダー”があるので、周りの方の発言から雰囲気で察してください。

解説

概ね画面表示の位置を指す

”ヘッダー”は多くの場面で使われることが多く、またその場面で意味が異なることがある言葉になります。デジタルマーケティング界隈で利用される”ヘッダー”ですと、主に3つの可能性を考えなくてはいけません。その可能性は次のようになります。

  • UIの可能性: Webやアプリの画面表示上部にある、メインコンテンツより上の部分
  • ドキュメントの可能性: Word、Excel、PowerPoint などのOfficeソフトにおける上部の余白などに表示する共通で表示される情報
  • 技術的な可能性: メールやWebのHTMLなどにおける、ファイルやパケットの先頭にあるデータ

UIの場合

Webページやアプリなどの画面における、上部の部分を指します。多くのWebページなどでは、いきなりコンテンツが始まることはなかく、この部分にはサイトとしての基本情報やメニューなどが並びます。これはWebページそれぞれについて、サイト内のみでユーザーが移動するわけではなく、検索サイト経由などで直接個別のページにダイレクトに遷移してくることからサイトの基礎情報が(ユーザーがたどり着いたことを確認する目的もふまえ)必要だからです。また、ここにWebサイトのページ群をまとめたものや、アプリケーションにおける機能をまとめることが多いため”ヘッダーメニュー”と言われることも多いです。

Webページにおけるヘッダーの位置
Webページにおけるヘッダー(赤枠破線部分)

ドキュメントの場合

ドキュメントにおいて”ヘッダー”ですが”フッター”と並び、ドキュメント内の上部と下部にタイトルや会社名、作成日付などの固定の情報や、ページ番号などをふることでドキュメントの個別ページ内における理解度を上げる目的で設定されます。多くのドキュメントを扱うアプリケーション(Office系アプリ)などでは、メニュー内に「ヘッダーとフッターの編集」として用意されていることが多いです。これは、ヘッダーとフッターは固定内容であることや、修正をかける場合は全ページが対象になることが多いため一括で編集ができる方が便利であるからです。

技術(情報技術)的な場合

技術者の方などがヘッダーという場合、ヘッダー情報としてファイルやパケットなどの先頭にあるデータを指していることがあります。

In information technology, header refers to supplemental data placed at the beginning of a block of data being stored or transmitted. In data transmission, the data following the header is sometimes called the payload or body.

情報技術において、ヘッダーとは、保存または伝送されるデータブロックの先頭に置かれる補足的なデータのことである。データ伝送では、ヘッダに続くデータをペイロードまたはボディと呼ぶことがある。

Wikipedia : Header (computing)

これらのヘッダーの情報があることで、Webページやメールにおいて表示する以外の情報が格納され利用されている。

例えば、Webページの場合ヘッダー情報としてHTTPヘッダーというものがあります。これはWebページを表示するにあたり本体となる情報の他に、補足する付帯情報がありこの付帯情報を指します。HTTPヘッダーで多くの種類の情報を渡すことができます。詳しくは mdn web docs : HTTPヘッダー などを参考にしてください。

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