作成日: 2024年01月09日(火)
更新日: 2024年01月09日(火)
アサインメント用語集は、デジタル領域の初学者をメインに簡易な用語の理解と一般的な説明を併記した学習コンテンツです。
デジタルマーケティング部門:「ナーチャリングが・・・」
営業部門など顧客接点部門:「ナーチャリングって何?」
デジタルマーケティング部門:「顧客育成のことですね。」
営業部門など顧客接点部門:「お客様を育成させるとかずいぶん上から目線の物言いだな、これだから・・・」
と、ちゃんと説明しないことにより社内の軋轢や不信感を生み出すことが多くなる言葉のこと。
基本的に横文字になれている組織以外においては、丁寧に説明するのが必要ですが、いちばん大事なのは用語としてきちんと適当な日本語に置き換えること。
ナーチャリングを打ち合わせなどで無理なく置き換えるのであれば、「見込み客やお問合せをしてきた方に、より自社のサービスについて理解していただくこと」などにしておくと無難です。そもそも、デジタルマーケティングでナーチャリングってほとんど「リードナーチャリング」を端折ってるのです。
そもそもの意味として「育成する」という意味がある用語です。デジタルマーケティング上ではほぼ「リードナーチャリング」のことを指しているいます。Gartnerではリードナーチャリングを次のように定義しています。
Lead nurturing is an increasingly automated approach used to help potential leads progress through the sales funnel and their buying journey. Lead nurturing is essential to both engaging potential buyers and providing qualified prospects for sales.
Gartner Glossary – Lead Nurturing
DeepL訳)リードナーチャリングは、潜在的なリードがセールスファネルと購買ジャーニーを通過するのを助けるために使用される、ますます自動化されたアプローチです。リードナーチャリングは、潜在的な購入者を惹きつけ、営業に適格な見込み客を提供するために不可欠です。
デジタルマーケティングの説明を行う中で、プロセスとして「リード獲得」→「ナーチャリング」と表記するようなケースがあります。商品・サービスを扱う上で、見込み客との接点を持つことから商品・サービスを理解していただくのはもっともらしく聞こえるのですが、現在ではマーケティング・ファネルの各ファネルの中でナーチャリングが行われるというように理解する方が一般的かと思います。
※リード獲得、ナーチャリングの流れが間違っているわけではありませんが、デジタルマーケティングの施策がマーケティング・ファネルごとに施策設計することが多いため、それに合わせて用語としての使われ方が変わっていったと考えてください。
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